自由に生きたい、という言葉の中身を分解してみた。
「自由に生きたい。」
私が人生について考えたときに一番に出てくる言葉です。
こう強く思い始めたのは、
おそらくここ数年のこと。
自由に生きたいという欲求について、
今日は深掘りしたいと思います。
改めてこの時間を設ける理由は2点あって。
①自分の中の大きな欲求だとは知りながらも時間をとって考えたことが今まで少なかったから。
②最近、自由に生きたい欲求がまた強まってきているから。
まずは、「自由に生きたい」の言葉の中身を探っていこうと思います。
「自由に生きたい」って具体的にはどんなふうに生きたいんだろうか。
思いつくことを挙げていきます。
・毎日自分のやりたいことをする
・時間や場所に縛られない
・心の声を大切にする
・不自然なことはしない
・自然の流れの中で生きる
・嫌なことはしない
こんなところでしょうか。
「自然体でいること」への欲求。
私は割と幼い頃から、
周囲から求められている自分を直感的に察せられる人間でした。
加えて程よく器用で、
明るく楽しい性格の持ち主だったので、
愛されるのも得意だったと言えます。
ただその一方で、
好かれているのは本当の私なのだろうか、
本当の私もこんな風に愛してもらえるのだろうか、
そもそも本当の自分とはどれなんだろうか、
と考えることもしばしばありました。
無意識に、周囲から求められている(と勝手に思っている)自分像を生きているうちに、私は周囲に左右されない自分だけの意思を知ることが苦手になってしまいました。
自分の意思が分からないために、
人間関係のごたごたの中で揉まれることが重なり、精神的ストレスで体調を崩した時、
初めて「自分の意思を大切にすること」をちゃんとしなければと思い始めました。
その頃から、
こんな風に自分を振り返り、
その時々の気持ちを探っていく作業をするようになりました。
そして、
周囲の声に反応する前に、
自分の心からの声を聞こうと意識し始めました。
20年以上、
周囲の声に集中していた私は、
まだ無意識に自分の声を聞き、
それに従って生きることが上手にできていないのかなと思います。
だからきっと、
自然体で生きることを強く望んでいて、
そこから「自由に生きたい」という言葉が生まれてくるんだろうなと思います。
自然体、を考えるって、
なんとなく不自然なのかなとも思いつつ(笑)
けれどなんでも、
意識して、慣れて、当たり前になって、
そうして自然体になっていくのかなって思います。
私にとっての、
自由に生きたい、
の気持ち分解でした。