MERY vol.2 女の子のときめき事情に合わせた新しい形の雑誌
MERY vol.2
(MERYっぽい写真にフィルター加工してみた。)
昨日、たまたま本屋に立ち寄ったら、目に飛び込んで来たので、思わず手にとってしまいました。
「MERYついに雑誌出したか!」
という衝撃。
3月にvol.1が発売されていて、
5万部が3週間で完売という女性誌業界的には割とすごいめの事が起きていたそうです。
(昨日知りました。疎くてすみません。)
MERYとは「女の子の毎日をかわいく」というコンセプトのもと、トレンドに敏感な女の子のための、ファッション・ヘアスタイル・美容・コスメ・メイク・恋愛などの情報が集まるキュレーションメディアです。
私も女子大生期間はよく見ていましたが、全体的にピンクでふわっとした画像と、女の子がときめく単語が散りばめられた可愛いの宝庫ですね。
女子大生を中心としたキュレーターが沢山いて、記事が豊富なのも特徴です。
月間UU数は2000万を超えています。
すごいですね。
まず雑誌MERYを見たときに思ったのは、
紙メディアの苦境が叫ばれる昨今、
WEBメディアから紙メディアへの進出は面白いなあというみんなが思ったであろう感想です(笑)
本屋で立ち読みしましたが、
全体としての感想は、
「あぁ、MERYっぽい可愛さが詰まってるなあ」
というものでした。
正直、情報誌としてなら立ち読みで十分。
(私が購入に至ったのは、可愛いを研究したい立場として、重要な研究材料だと判断したため。)
情報量なんてさしてないわけです。
ほとんどふわっともさっと可愛い写真です。
写真集みたいな感じ。
ファッション絵本として人気の『LARME』と似た雰囲気もあります。
(MERYの方が、LARMEより淡くて、より万人受けの可愛さという印象。)
女性誌はもうほとんど買いませんが、
たまに買うとしたら、
どうしても手元に置きたい理由があるとき。
例えば、
「この石原さとみめっちゃ可愛いいい。見てるだけで心がときめく!買う!」
とか
「LARMEのこの雰囲気が好き。可愛い。持ってるだけでときめく。」
とかです。
手元に置くことでのときめき。
購入理由は、
情報が欲しい!<ときめきたい!
なんですね。
だって、情報ならキュレーションメディアに沢山あるもん。
あえてお金を払って購入する価値はないわけです。
「同じ500円だったらスタバに行って新作フラペチーノ飲む♡」
というインスタジェニックなときめき体験に投資をする女の子が多いのではないでしょうか?
(私はサーティワンに投資系女子♡)
そんな近頃の女の子ときめき事情に合わせて、生まれたのが雑誌版MERYなのだと思います。
情報を提供する、という役割から、
ときめき体験を提供する、という役割を雑誌というメディアを通じて果たすのですね。
インスタやアプリ連動企画がMERYには豊富なのも、体験を提供するという特徴を強く感じさせます。
研究材料として持ち帰ったMERYですが、わたしもすっかりときめき体験を得ました。
雑誌をぱらぱらしたときのココに!
見て!
ふわふわな可愛い色が折り重なる!!
これはときめき…!
こんな一瞬で心がふわっと元気になる。
女の子ってしあわせですね。
雑誌版MERYを手に取ってみて、
女の子が雑誌に求めるものの変化を感じるとともに、
ときめき体験を得て心が元気になるための「可愛い」の役割を改めて実感致しました。
ありがとうMERY。