蜷川実花がなぜ女の子に人気なのかを考えてみた。
写真家であり、映画監督でもある蜷川実花。
様々な芸能人やものや場所などとコラボして、蜷川実花ワールドを展開させる彼女。
その作品に多くの女の子が魅了されるのはいったいなぜなのだろうと思い、考えてみました。
蜷川実花の世界観とは
こんな感じである。
Yahoo!の画像検索で蜷川実花と検索して出てきたスマホ画面を切り取りました。
鮮やかで色とりどりの世界観。
「蜷川実花っぽい」
と言えば、大体の女の子が同じようなイメージをするくらい彼女の世界観は女の子に浸透しているのではないだろうか。
鮮やかな彩りは美しい。
そしてその中にある艶やかさ。
その激しさ、
得体の知れないなにか、
漂う背徳感から、
ずっとは見ていられない、
だけど、見たくなる。
と感じてしまいます。
ここが蜷川実花が女の子に人気な理由なのではないかなと私は思います。
女の子は、可愛い、だけじゃ生きられない。
憎い、苦しい、寂しい
そんな感情を皆、
心の奥に抱えながら生きています。
なんならその感情が、
一番生々しい女の子の世界、
だったりする。
それでも綺麗で、強くありたい。
そんな女の子の生々しく儚い気持ちと、蜷川実花の世界観には共通するものがある。
それらは、
ずっと見ているにはパワーが強すぎて、
だけど垣間見たいと好奇心をそそる力がある。
だから女の子は、
蜷川実花の世界観に惹かれるのではないでしょうか。
共鳴。
そして、自分の中に隠れた生々しさは美しいものなのではないかと思わせてくれる力が、また女の子の心を魅了するのでしょう。
私は蜷川実花ワールドを見ると、
"女らしさ"が高まるように感じます。
これって自分の内なる感性が、
蜷川実花ワールドに共鳴して起こる現象なのではないか…と推測。
蜷川実花が女の子に人気な理由。
それは彼女の生み出す世界観が女の子の奥に秘められた感性を揺れ動かす力があるから。
そして共鳴した奥底の感性が、
近づきたい!と叫ぶからなのではないでしょうか。
そんなことを、
テレビで蜷川実花を見ながら、
つらつらと考えていた昨晩でした。