育児って案外楽しそうかもしれない、と思えた話。
育児って、正直大変そう。
辛そうだしちょっと私には無理かも。
と思っていた私が、
あれ、育児って案外楽しそうかもしれない、
と思った話をします。
社会人3年目、25歳。
周りの友達にも早い人だと子供が生まれてくる。
数年上の先輩たちは出産ラッシュ。
妊娠・出産・育児というものが、
雲の上の話から、
なんとなく、
雲の下の話くらいになっているお年頃。
上を見れば、
目に入る、だけどやっぱり、
手は届かないからイマイチよく分からない。
そんなもどかしい状態から抜け出したいからか、妊娠出産育児に関する情報だけはやたらめったら入ってくる。
ただ、なぜか、
「育児は大変。」
「ワンオペ育児のつらさ。」
「夫が育児を手伝わない。」
「仕事と育児の両立の困難さ。」
「不妊治療」
…
あれ…
聞けば聞くほど、
いや、育児って無理ゲーすぎん?
って思ってしまいます。
だから、
子供は好きだけど、
ちょっと前までは素直に言えた、
「子供欲しい!!」
が言えないし、
結婚もなんかよくワカラナイ。
ってのが正直な気持ち。
そんなお年頃なのが私と同じ世代には多い気がします。
そんなお年頃の私、
今回生後半年の赤ちゃんがいるお家にお泊りしてきました。
そしてその翌日、
1歳以下の赤ちゃん3人とその家族の皆様と共に、東京ディズニーシーに遊びに行ってきました。
結果…
とっても楽しかった!!
育児って少し、いや、結構楽しそうだぞ、
と思えました。
まず生後半年の赤ちゃんがいる生活。
夕食から一晩を共にして、
翌朝ディズニーに行き帰るまでの1日を共にしました。
ディズニーには、
さらに2家族が加わり、
1歳の赤ちゃん2人がプラスされ、
赤ちゃん3人になり一緒に行動しました。
大変そうだったこと
・なにか心地よくないと泣いてしまうこと
→空腹、眠気、抱っこして欲しい…いろんな時に泣いてた。
・まだ一人で歩けないので抱っこかベビーカーは必ず必要なこと
→ディズニーみたいな長時間のお出かけは大変。
・全て赤ちゃんのペースに合わせる必要があること
→当然ながら大人が遊びたいと思っても赤ちゃんが寝ていたり、ぐずってたら遊べない。
・授乳室が意外と少なかった
→シーには入り口付近に2つだけ。奥の方にいると、毎回戻らなきゃいけなくて大変だった。
・赤ちゃんがものすごい早朝に目覚めてしまって、お母さんが寝不足。
楽しかったこと
・赤ちゃんが愛おしいこと
→お母さんお父さんたちは、ずっと「可愛いね〜」って愛おしそうな眼差しと共に言っていました。もちろん他人の私も。可愛いんです、ひとつひとつの仕草は1日中見ていても飽きない。本当に可愛い。
・見たことある景色も、そこに赤ちゃんがいるだけで急に新鮮になる。
→ディズニーという何度も行ったことある場所に、赤ちゃんがいるというだけで、新しい景色になります。赤ちゃんが何かを見て反応している、それだけでとても感動します。
・いろんな赤ちゃんがいることに気づけること
→大人になってから初めて赤ちゃんと一緒にディズニーに行きましたが、「こんなに赤ちゃんがいるんだ…!」とびっくりするくらい赤ちゃん連れの方が多かったです。そして当たり前ですが、ひとりひとり顔が違って、性格も違う。みんな違ってみんないい。愛おしい。
そう、
愛おしいんです。
大変そうなことももちろんありました。
だけど現実に赤ちゃんと家族を前にすると、それ以上に愛を感じる。
あれ?
なんか聞いていたみたいな、
ただただつらい、修行みたいな育児とは違うぞ…と思いました。
だってね、
みんなつらくなさそう、
というか、
めちゃ幸せそうな顔してるの!!!
あれ…もしや…
百聞は一見にしかず、とやら。
実際のお母さんお父さん、
すっごい幸せそうだよ!!!
多分不安な時とか分からないときって、
ネガティブな情報を集めやすい。
結婚♡と夢見がちでいられたのは10代までだったし、現実として事実を知ることは大切。
フルタイムで働きながら子育てする家族が当たり前になってきたからこそ、変化期だからこそ、そのリアルな大変さを伝える情報が私たちまで届くのは、理想と現実のギャップを縮めるためにもありがたいことだと思う。
だけど、実際にやってみるまでは、
理想と現実のギャップなんてなくならないし、
夢見がちでい続けても、
不安にばっかりなってても、
仕方がないなと思いました。
大変なことももちろんあるし、
幸せなことももちろん沢山ある。
それが現実だし、
家族なのかなと思います。
たった1日の出来事だったけど、
幸せな面を知れてとてもよかったです。
あと、ディズニーリゾートは、
車で行きました。
帰りは早めに帰っても赤ちゃんは疲れてるし、帰り際はぐずっちゃうことが多くて電車だと大変だと思いました。
そして3家族、
プラス他の大人も5〜6人いた今回は、
手を貸せる人が多かったから、
まだ動きやすかったと思う!
1家族だけでいくのは、
なかなか大変かも知れない。
家族以外の他の大人が周りにいて、
なにかしらお母さんお父さんの手や足の代わりになれれば、さらに子育ては楽しくなりそうです。
そんなお話でした。