『世界クッキー』という言葉の響きあい
川上未映子さんの『世界クッキー』を読みました。
図書館で、目に入るや否や、手を伸ばさずにはいられなかった本。
普通にしてたら隣り合うことのないであろう言葉が遊び心と気まぐれと計算によって隣りあい、それがまた素敵で心地よいハーモニーを奏でているときがある。
図書館で本を選ぶ3割くらいの理由がそのハーモニーに惹かれたってことな気がする。
後から気づいて心が揺さぶられることもあって、最近だと西野さんの『革命のファンファーレ』。
ファンファーレって、いい。
革命、と、ファンファーレ。
なんだか2つの単語たちも興奮しているようだ。
『世界クッキー』はカランカランと転がっているよう。
川上未映子さんのエッセイは、
昔の文豪と現代人がミックスされて、新しくなった、そんな文章で、どんどん読み進めてしまいました。
なんと可愛い装丁でしょう。